国際地学オリンピックとは

IESO2016 国際地学オリンピック(International Earth Science Olympiad; IESO)は、国際地質科学連合(IUGS)の下部組織、Commission on Geoscience Education, Training and Technology Transfer (COGE)がその活動を支援するInternational Geoscience Education Organization (IGEO) の主要活動として創設された高校生のための地学コンペティションです。IGEOには、アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア、ドイツ、イギリス、韓国、日本など世界22カ国が加盟しており、国際的な地学教育の普及と向上を主要目標にしています。



これまでのオリンピック開催地と開催年


  第1回:韓国(2007年)
  第2回:フィリピン(2008年)
  第3回:台湾(2009年9月)
  第4回:インドネシア(2010年9月)
  第5回:イタリア(2011年9月)
  第6回:アルゼンチン(2012年10月)
  第7回:インド(2013年)
  第8回:スペイン(2014年)
  第9回:ブラジル(2015年)
  第10回:日本・三重(2016年)
  第11回:フランス(2017年)
  第12回:タイ(2018年)
  第13回:韓国(2019年)
  第14回:オンライン(2021年)
  第15回:オンライン(2022年)
  第16回:オンライン(2023年)
  第17回:中国(2024年)

大会の流れ

9-11 日本地学オリンピック応募者募集
次年度の国際地学オリンピックに向けた日本地学オリンピック予選の受付は
【9月1日~11月15日】です。
12 日本地学オリンピック一次予選
12月中旬の日曜日の午後、受験者自宅等で約60分の試験を行います。
オンライン方式・原則として地学基礎(発展を含む)までの内容です。
1 日本地学オリンピック二次予選 1月下旬の日曜日の午後、一次予選の成績上位(高校3年を除く)約200名で全国約15会場において約90分の試験を行います。
マークシート方式・一次予選と同じ範囲ですが、問題が難しくなります。
3 日本地学オリンピック本選
3月中旬の日曜日~火曜日、予選の成績上位の中学3年生~高校2年生約60名で行います。
記述式・岩石化石鑑定。
3 国際地学オリンピック最終選抜 本選直後(火曜日)に、本選成績上位の10名で行います。
英語による筆記試験・面接などで代表4名を選抜します。
4-8 国際地学オリンピック代表研修 代表4名に対して通信研修を行い、1泊2日と2泊3日の合宿研修を5月と8月に行います。
9 国際地学オリンピック 諸事情により、時期は8月または10月のこともあります。