国際地学オリンピック・ロシア大会中止と対応策について


2月28日に代表選抜延期のご連絡をしましたが、その後の世界各地での新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、昨日、2020年の国際地学オリンピック・ロシア大会は中止とするとの連絡がありました。
これに伴い、4月以降に延期開催を予定しておりました代表選抜は、開催理由が消失したため中止とせざるを得なくなりました。
代表選抜に向けて準備を続けてこられた皆様には非常に残念な結果となり大変申し訳ありませんが、どうかご理解いただきますようお願いいたします。

また、第12回日本地学オリンピックの本選中止に対して多くの方から、
・参加予定者が集える場を作ってほしい、
・名前をHPで公開するなど形として残してほしい、
などの要望を頂いております。
これを受けまして、下記の対応策を講じます。

1.地学オリンピック日本委員会HPに、本選参加予定だった生徒としてお名前を公開する(希望者のみ)。
2.そのために必要な同意書等を皆様へお届けする。
3.入試等への地学オリンピック成績利用を検討している方には、個別に相談に応じる。
4.本選参加予定者を対象として、6月以降に何らかの代替催事ができないかを検討する。

1.2につきましては、準備でき次第発送いたします。お手元に届きましたら内容をご確認ください。

3につきましては、個別にメールでお問い合わせください。
その際、タイトルは「入試利用についての相談(お名前)」とし、本文中には受験番号とお名前のご記入をお願いします。

4についてですが、代替催事の日時や場所および内容等につきましては、現段階では具体的にお知らせすることはできません。
今後検討の上、決定事項になり次第メールおよびHPにてご案内いたしますので、それまでお待ちください。
なお、この代替催事につきましても新型コロナウイルスをとりまく状況次第では、延期や中止もあります。ご了承ください。
また、この代替催事の件につきましては個別にお問い合わせいただきましても回答いたしかねますこと、ご承知おきください。
なお3月11日にご案内しましたように、オンライン交流の場も提供しておりますので、ぜひご活用ください。

次回のご連絡は、項目2の書類の発送報告を予定しております。
まだまだ状況は楽観できません。健康管理には十分注意を払って毎日を健やかにお過ごしください。


令和2年3月27日

地学オリンピック日本委員会
 理事長  川村 教一
 事務局長 瀧上 豊