日本参加の意義

科学(理科)分野においては、既に、化学、物理、生物分野において、国際大会は実施されており、唯一「地学」については実施されていなかった。韓国 で開催された「国際地学オリンピック」International Earth Science Olympiadは、地学分野では、最初で、唯一の国際コンテストでありユネスコにオーソライズされている大会であった。
理科離れや知離れといわれて久しい昨今、特に地学分野においては、その学問の性格上、最も人間生活に密着した内容であり、現在の地球環境問題・自然災害を 考える上でも、常識、教養として身に付けなければならない学問である。それにも関わらず、全国の高校地学受講者は5%以下といわれ、地学履修者は減少して いる。年に一度開催される「国際地学オリンピック」へ日本からの代表を派遣し参加することが、その打開策のひとつとなれば、大変喜ばしいことと考えて いる。具体的な目的は以下のとおりである。

  1. 生徒の地学(地球惑星科学や宇宙惑星科学、気象学、海洋学など)に対する興味・関心を高めるとともに、広報活動を行うことによって、広く一般の人々に地球惑星科学に対する認識を高める。
  2. 地球惑星科学分野において、才能のある生徒を見出し、知的レベルの向上をはかる。
  3. 大会参加により、様々な国々の生徒たちとの知識のみならず、文化的交流を体験することで、視野を広め、国際感覚を喚起し、将来国際的に通用する研究者・技術者の養成に資する。
  4. 国際的な研究者・教育関係者の交流を通じ、我が国の地球惑星科学教育の充実・発展に寄与することを目指す。
  5. 地球科学分野・地学教育の発展に寄与する。

Comments are closed.